経路条件式で組織選択を含む複数フィールドでの条件分岐
経路条件式で組織選択を含む複数フィールドでの条件分岐
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フォーム定義アプリの申請経路の経路条件式で複数フィールドを条件にする場合は、申請元アプリ側で計算フィールド(特に文字1行の自動計算)を利用し、複数のフィールドを1つのフィールドに結合させて、判定することをお勧めしております。
ご参考:3つ以上のフィールド値で条件分岐
ところが、自動計算では組織選択フィールドを参照できません。(2024年11月現在)
そこで、JavaScriptを少し組み込むことで解決します。
申請元アプリに以下のフィールドを用意します。
「組織選択」(組織選択フィールド)
「組織コード」(文字列1行)
下記のJavaScriptを組み込みます。
(function() {
'use strict';
kintone.events.on(['app.record.create.submit','mobile.app.record.create.submit',
'app.record.edit.submit','mobile.app.record.edit.submit',
'app.record.index.edit.submit'], function(event) {
const rec = event.record;
rec['組織コード'].disabled = true;
rec['組織コード'].value = rec['組織選択'].value.length >=1 ? rec['組織選択'].value[0].code : '';
return event;
});
})();
レコードの保存時に「組織コード」に組織選択で指定した組織コードがセットされます。
※ただし、組織選択で指定された1つめの組織のみです。
上記のJavaScriptは、PC用とスマートフォン用とも利用できます。
まとめ
少しのJavaScriptを組み込むことで、組織選択フィールド+複数フィールドを経路条件として参照できました。